すきまのはざま

2次元と3次元を行ったり来たり

同厨の相手をする苦痛

こんにちは、明けましておめでとうございます。

ブログを書くのも久しぶりですね。

最近は接触に行って、舞台に行って、遠征してまた舞台を見てと楽しい数ヶ月でした。の、割にブログタイトルがクソですみません。そのまんまの内容になると思います。


そもそも同厨無理問題

何度も言っていますが同厨が無理です!!応援スタンスが合わない人が大多数だから!あと私が半分りあこだから!

私の精神安定のために意図的に同厨と繋がらないようにしてるのですが、厄介なのが接触イベで近くの方に話しかけられた時。

「私、こういう俳優さんのイベント来るの初めてで〜!お姉さん何回か来てるんですか?◯◯くんとどんな事話しますか?」

なんて話しかけられた日には心が死にます。

大体接触イベの前って会場がそんなに騒がしくなる事も無いじゃないですか?そんな場所で自分の情報べらべら喋るの嫌だよ!何言っても古参には新規乙って思われるし新規にはマウントと思われるだろ!ここは戦場なんだよ!

イベントで会話をした方って最終的に「よかったらツイッターフォローしていいですか?」ってなるし、私もやってないですって嘘つけばいいのに馬鹿正直に教えてしまってTL見るのが苦痛になる。

そういう風に繋がった同厨の方はツイッターとかでもタグ使って積極的に繋がりに行ってるけど、繋がって何が楽しいのか理解出来ない。好きという感情の共有は楽しいかもしれないけど、それ以外に接触でどんな対応貰ったとか、私が行けない公演に入ってるとか、逆に一公演も入ってないで茶の間してるとか、無駄に気になってイライラしたり、嫉妬したり、自分より"下"のおたくに心の中でマウント取ってしまったり、嫌な思いをする事が目に見えてる。

今繋がってる同厨の方々は基本的に茶の間なので密かにマウント取って勝手に優越感に浸ってられるけど、本当はそんな事だってしたくない。

できるだけお花畑でおたくをしていたいので、不必要な雑音は排除しておきたい。

我がおたく人生に必要なのは我(信徒)と推し(信仰の対象)だけであって、他の群衆はいらないのだ…。


茶の間も無理問題

で、その私が繋がってる茶の間の方々なのですが、とにかく舞台に来ない。

一公演も入らない事なんてザラ。地方住みで遠いとか、お金無いとか何かと理由を付けてるけど、何故かもれなく全員接触イベントには来ている。

は!?!?お金あるじゃん!?!?!?

私もマウント取っておいて勝手だけど、ファンだってアピールするのなら彼の演技を見てよ。

結局彼女らは役者としての推しではなくて、会いに行けるイケメンの推しが好きなんだろうな、と思う。

それなら地下アイドルとか推してたほうがよほどコスパ良いんじゃないかなとも思ってるんですけど、どうなんでしょう。

結構前に「何かに金を払って初めて応援してるって言えるんじゃないの、金払ってない人たちは何をもって応援してるって言ってるの(意訳)」ってツイートがよく回ってきていたけど、茶の間の人たちがこぞってRTしてた時は恐怖に震え上がったよ。

彼女らは1年に一公演しか来なくても、接触しか来なくてもそれだけで「応援してる」って言えてしまうんだ…。それをアピールするために強い言葉が使われてるツイートもRTするんだ…。金を全く払わない自称おたく(仮想敵)を心の中で見下してるんだ…。そりゃ金は払ってはいるけどもさ…。

もうそういう方達は楽しい茶の間ライフを満喫していてくだされば結構だとも思うんだけど、私が公演行った日に「今日の推しくんどうでしたか!?」とか、情報の搾取をされる事があるのでそれもしんどい。気になるならお金払って見に来なよ。

あと接触では認知されたいだとか、極め付けは推しと繋がりたいだとか言う人も結構いるんですがこれは俳優厨にこういう方が多いのか、同厨に多いだけなのか、それとも私がたまたま引き寄せてるのかどっちなのだろう。何にせよ地獄の釜を煮詰めた様だよ、俳優界隈。

私は俳優と繋がってないので繋がり方の相談をするのはやめてくれ。

兎にも角にも私は図々しい茶の間が嫌いなのだ。


2次元界隈にどっぷり浸かっていた時は、おたくを名乗るには漫画やゲームなりの原作にお金を払っていることが大前提で、pixivで創作しながら原作未読、未プレイなんて公言しようもんならぶっ叩かれていたように思うのですが、若手俳優界隈はそういう"おたくを名乗る最低条件"が人によって違ってやり辛いなと感じます。

それこそSNSで知って顔だけ見て推してるなんて言う人もいるし。

せっかく生のお芝居が見れる役者さんなのに、苦悩して作り上げた役を、演技を見てあげないで何がファンなのでしょう。

推しには売れてほしいけど、ツイッターで眺めて満足する人が、接触イベントだけで満足する人が、推しを売れっ子にすることは無いと思う。残念ながら。

舞台俳優という不安定で負担も多い仕事を続けてくれる推しに出来ることと言ったら舞台を見に行くことでしょう。ただの趣味だけれど、自分の勝手で推しているのだけれど、相手を「ただの娯楽」「消費する物」として捉えないでいてほしい。距離が近いのならなおさら、私たちを楽しませる推しは一人の人間なのだから、貰ってばかりではなく返してあげてほしい。おたくが何を返せるかっていうとそりゃ金しかないよ。お金。


いつも以上にダラダラまとまらない散文になってしまった。すみません。


今年は同厨と繋がりそうになったらSNSやってませんって言うことにします。


世界一売れてほしくて、独り占めしたい


こんにちは。このブログ、もはや私が普段外に出せない醜いヘドロを吐き出す場所になりつつある気がするのですが大丈夫でしょうか。


今回は推しに「売れてほしい」という感情と「"限られた人のみが知ってる良いもの"というポジションでいてほしい」というクソみたいな独占欲との間に揺れる私のクソみたいな心中をお話ししようと思います。あくまで私個人の話だよ。

私は推し(一推し)の全てが好きです。顔、背丈、性格、足のつま先から頭まで全部。
初めのうちは顔立ちがあまり好みではなかったのですが、やっぱり舞台の上にいるところを見ると世界一かっこよく見える。写真だとイマイチなこともあるけど、生で見るとひと際目を引くなと思います。完全に推しの贔屓目です。
特に好きなのが性格。真面目で誠実で仕事に一生懸命で、最後のカーテンコールでは誰よりも深々とお辞儀をしている。そんな推しが大好きです。

ということで私は演技をしている、役者としての推しが好きなのですが、ガチ恋ではないのかというと少し話は違ってきます。
私は生粋のガチ恋かと言われればそれも違いますが、完全に役者としてのみの彼を評価しているのかというと答えはNOです。
笑顔が素敵だとか話し方が好きだとか顔が好きだとか体がかっこいいとか、いわば「異性として」も推しを好きなので好きをパーセンテージで表すと「役者」としてが70%、「異性」としてが30%という割合でしょうか。

綺麗な部分のみを見ていたいので繋がりたいだなんて思ってもいないし、舞台と接触イベに行く以外アクションなんて起こしませんが、それでも「もし私が彼と近しい存在だったらめちゃくちゃアタックするんだろうなあ」と思うくらい彼は魅力的です。

で、何を言いたいかというと、ファンサ有り舞台で他の人がファンサされてるのを見ると死ぬほど嫉妬する〜〜〜〜!!!!!!!
接触イベはいいんです。彼はすごく良対応で、オタクごとに対応を変えているようにも見えないし、そもそもイベの時はいっぱいいっぱいで推ししか見えてないから他の人が気にならない。
でも舞台中のファンサとなると話は違います。当たり前ですが役者が客席を練り歩きつつファンサする作品は通路席などファンサされる場所というのがあって、その席に座れなかったらほぼほぼファンサはもらえない。
ファンサを貰いに見に行ってるわけではないので座席交換とかもしたことないのですが、客降り中に推し固定カメラをしていると視界に入ってくるファンサされてる他のオタク!!!!いや推しのオタクなのかも分からないけど!
通路席がハイタッチされてるのとかを見るだけで「グ〜〜!!なんで私は7列目ドセンにいるんだ!!」と悲しくなります。ファンサが欲しいわけじゃないと言いつつファンサされてる人を見ると羨ましくて仕方がなくなる生き辛い性格です。
先日の舞台のファンサ中はもはや辛すぎて現実逃避が始まってしまい「無人島で私と推しだけが監禁されて延々と私だけに演技を見せてくれたらいいのに…」と思いました。無人島の中でもあくまで俳優とそのファン(じゃがいも)という関係性を保ちつつ推しの演技を私だけが独り占めしたい…クソすぎる……。

推しがどんどん売れていく様子を見ることができてとても嬉しいです。推しが叶えたかった夢をどんどん叶えていけて嬉しい。これからもっともっと売れて、何十年先でもこの世界で推しの演技を見せてほしい。
でもそれと同時に推しが売れていくことに少し恐怖も感じる。私が埋もれる「有象無象」の集団が大きくなっていくことに、私というじゃがいもをたまに見つけてくれる彼に、もう見つけてもらえなくなるかもしれないことに怯える。
私は面倒臭いオタクです。

若手俳優と炎上とオタク

こんにちは、毎週のようにボヤ騒ぎあるいは大炎上が起こる若手俳優界隈に沈む今日、皆様いかがお過ごしですか。


今日ははてブロでは散々既出かと思いますが、若手俳優に付き物のカノバレ、クズバレそして炎上について個人的に思っていることを書こうかと思います。

そもそも私は2次元オタクをやっていた頃、若手俳優が炎上すると野次馬をして楽しむタイプでした。
SNSで話題に上がっていると「今度は誰がどんな炎上したのかな」と面白おかしく眺めていました。クズですね。
俳優の推しが出来てからは炎上が起こるたび「次は我(の推し)が身」と思ってしまうのでまるで楽しめなくなりましたが。

と言いつつ、私の推しも炎上したことがあります。
結構前のことになりますが、内容はオーソドックスなカノバレ。彼女とのお揃いのものをSNSなどに載せて特定されて炎上しました。
その時の私の反応としては、ただただがっかりしました。
彼女がいてがっかりしたのではなく、営業ツールであるはずのSNSに不必要な(さらには自分にとって不都合になりうる)情報を載せる軽率さにです。
ライバルが多い若手俳優界、生き残るためにアイドル売りやSNSでのプライベートの切り売りをすることも必要かと思いますが、そんなプライベート教えてくれなくていいから!彼女とのお揃いの指輪とか別に聞いてないから!!

あと一人で〇〇した、とブログに挙げていたのが、後から実は彼女と一緒だったとバレたとかね。
「一人旅」なんで怪しまれるワードナンバーワンです。先日一人旅に行っていた俳優は挙げていた写真に女性の影が入り込んでないかファンの方が丹念にチェックしているのを見かけました。一人〇〇は怪しいってオタクの本能が騒ぐのでしょうね。
実際にそれで嘘がばれて炎上している俳優もいるのだから、その俳優はファンに少し探りを入れられた程度で発覚するような杜撰な嘘を営業用のツールで行っているわけですよね。
バレるような嘘ならつかなきゃいいのに、といつも思います。一人で旅行に行った。焼肉に行った。飲みに行った。そんな内容を俳優がSNSにあげてくれて、オフの瞬間が見られるのはオタクにとって嬉しいことですが、それは仕事をする上で必要不可欠な情報ではないでしょう。
俳優という仕事のために使用しているSNSで情報の取捨選択が出来ていない姿を見るのは悲しい。
過去様々な若手俳優の方が炎上しているのに未だに「炎上俳優」のゆかいな仲間たちに加わる俳優が絶えないのは、それだけ営業としてのSNSの使い方が下手な役者が多いからだと考えています。
ネット社会になり、ネットを使用する誰もが自分の情報(それこそ「トイレに行きたい」なんていう瞬間的なものさえ)を発信できるようになりました。私もSNSを上手く利用できているのかと言われると自信はないです。
ですが俳優は芸能人です。自分の身ひとつで食べていくと決意した人たちです。
そんな難しい仕事を支えるために使うSNSで、自分のファンを減らしてどうする。

先日、友人の推しが炎上した際、彼はかなり恥ずかしい炎上の仕方をしてしまったので、友人が「目も当てられない」と言っていました。俳優という、人に見られることを職業にしている方が「見ていられない」と観客側に受け取らせるなんて、悲しいことです。

私は、推しが炎上したことに対しての落胆や失望の気持ちより、推しの演技や人間性が好きという気持ちの方が上回ったので、今でも推しています。
でも、未だに推しが好きだ、と話すと「あの炎上した人ね!」と話題に出されることも多いです。炎上すると、特に推していない人たちには俳優の演技や魅力的な部分を知られる前に、その俳優=炎上というイメージがついてしまう。これって、微かにでも新しいファン獲得の弊害になっていると思います。申し訳ないですが、私も演技を見て素敵だなと感じた俳優さんに対して「でもこの人過去に酷い炎上してたなあ…」と無意識に推すことにストッパーをかけたことがあります。それって凄くもったいないことだと思う。

それくらいオタクにとって炎上とは身近で忘れられない話題なんです。俳優事務所の方々はぜひ所属の俳優にSNSを使わせる時に、その使い方も教えてあげてほしい。

願わくは皆さんの推しが上手にSNSを利用して、炎上せず順調に仕事していけますように。
あと私の推しがもう二度と炎上しませんように!!!
推し、今日もお仕事頑張ってください。炎上しても応援しています。

全景っていいな


こんにちは。まだはてなブログの機能をよく理解していなくてスターってなんだ?と弄くり回していたら自分の前回の記事にスターを付けてしまいました。なんか自画自賛みたいでかなり恥ずかしいです。取れるのかなこれ。そのうち調べよう…。


ところで若手俳優界隈の皆さんの中で全景映像が特典に入っていると嬉しいと感じる方の割合はどれくらいなのでしょうか。私は全景を飛び付いて見てしまう派です。全景大好き。


そもそも舞台って劇場で見てもらうことを前提に作られているから、それを映像という媒体に押し込めると何かと無理が生じてしまうなあと常々感じています。


先日友人に某舞台のDVDについて愚痴られたのですが、内容が

「カメラワークが最悪、自分の見たかったところが映ってない」

ということでした。ちなみにそのDVDには全景映像はありませんでした。

舞台を映像という媒体に変換して売り出す際、まず舞台では見づらかった役者さんのアップの表情なんかを映しますよね。あ〜〜この台詞の時こんな顔してたんだ!!っていう舞台ではよく見えなかった部分が見られるのはとてもありがたいです。最近はブルーレイとか鮮明すぎて推しの肌荒れの跡とかまではっきり見えちゃうけど。

でもそのシーンが複数人だった場合、誰かの表情をクローズアップしている時、画面には入れられなかった他の誰かの動き、表情はまるっきりカットされてしまうんですよね。記録には残らない。舞台は生で見てこそのものですけど、出来れば家のテレビでも推しのあのささいな動きが見たかったなあなんて思ったりして。

あと舞台の上の人数が多いと必然的にそのシーンでの主要な登場人物以外はカットされてしまったりとか。

あとは場面場面のアップと引きの切り替えのタイミング、動きを見せるべきシーンなのにバストアップしか映っていなかったり、表情を見せるべきシーンなのに引きで役者の顔がよく見えなかったり。

そのあたり編集によってDVDの出来が左右される感じがします。そこの取捨選択が下手だなと感じるDVDはストレスがたまるので全景をずっと見ていたほうが100倍マシです。


何が言いたいかっていうと演劇作品のDVDにすべからく全景映像を付けて欲しいという話です。もう画質とか二の次でいいよ!こっちの思い出で補正するから!

全景見ながらこここんな動きしてたな〜って思い出す時間楽しくないですか。あとは何回も見ることで観劇の時には気にしていなかった俳優さんの素敵な演技に気付いたりして。

最近はペンライトを振るようなライブショー形式の舞台も増えているし、大人数でダンスや歌を歌っているような舞台は全景の需要かなりあるんじゃないかな。刀ミュのトライアル見せてもらった時に客降りでファンサしている様子がチラッと映っててこれ引きで全員がどんなファンサしてるのか見たいな〜と思いました。


私は最近は乞食のごとくアンケートに全景入れてくださいって書くようにしてます。界隈の先人達にアンケートを書け、それが一番自分の要望がダイレクトに伝えられるツールだからと教えられたので。

そういえば最近アンケートに鼻息荒くして日替わりのシーンと全景特典に入れてくださいって書きまくった作品のDVDに大ボリュームの日替わり映像と全景入ってて感動しました。アンケートは魔法の紙だよほんとに。

これからもアンケートの魔法をガンガンに活用していきたい。全景映像入れてください。


推しの目に映るということ


2次元の推しはどこまでも私に優しい存在でした。

私が傷付いた時、癒しを求めている時、私の脳内では2次元彼氏が「君は何も悪くないよ」「頑張ってることを知っているよ」なんてド甘い台詞を吐いて慰めてくれたものです。客観的に振り返って文字に起こすとかなり気持ち悪いんですが2次元に恋する女オタクなんてほぼほぼ皆こんなもんだと思うんですよ。えっこんなもん…だよね…… ?


2次元の推しは推していてとても楽です。私の一方通行ですべては完結していて、私が想う限り私と彼は恋人同士だったから。彼が作られたキャラクターだから、物言わぬ架空の人物だから、気兼ねなく気持ち悪い感情を押し付けられる。私と同じように彼を好きな人を意識しなくても済む。だって彼が絵に描いた餅である限り、ファンの何人たりとも彼に影響を与えることなど出来ないから。

原作では普通の高校生だった彼を脳内で成長させて有名大学に進学させ夢へと日々前進するハイスペック彼氏にすることだって自由です。だって彼は2次元だからね。

振り返って言うと2次元彼氏の存在は寂しい時に使用する、己を慰めるための道具のようなものだったと思います。非常に非生産的で人間の生存本能に背いた存在というか…いや今も2次元オタクで2次元彼氏がいる身なので自分で書いておいてかなり苦しくはあるのですが。

こんなにも非生産的なのに現代社会において2次元彼氏、彼女に依存する人が多いのはやっぱり自分の感情の一方通行のみで関係が完結できて楽だからじゃないかな。恋愛ってまず面倒くさいししんどいですもんね。オタクっていう自分の趣味がある人は特にね。


そんな2次元オタクを小〜大学生になるまで続けていた私に不意に若手俳優の推しが出来ました。

私に3次元の推しが出来た、と気付いた当初はとても困りました。

なんせ物思う生身の人間を推したことの無い私ですから。

2次元の推しは私の脳内で美化された私を見ていてくれましたが3次元の推しはそうも行きません。接触イベでもあれば少しの時間でも私を見て、私と話して、何かを思う。相手は個の人間ですから私を見てどう思うかなんてこちらは知る由もありません。

この当たり前の事実に私は怖くなりました。もしお金を使って会いに行った時に、私を見て一瞬でも推しの顔にマイナスの感情が表れたらどうしよう。「うわ、ブスだな」なんて顔をされたらどうしよう。

幸い私の推し二人はどちらも接触の際ニコニコと笑顔でいてくれたので救われたのですが、初めての接触は本当に緊張しました。自意識過剰だと思われるでしょうが、いらない心配をしてしまうほど自分に自信が無いんです。


そこで、できるだけ己の精神の健康を守るため、それから推しの目に少しでも汚いものを映さないようにと整形を決意しました。もともと整形願望はありました。それを推しの存在が後押ししてくれた形になりましたが。


少し自分語りをさせてください。

(今までも自分語りだらけだろというつっこみはどうかしまっておいてください…)


私は子供の頃から周囲より少し発育が良くて、男性から性的な対象として見られることがありました。

地味でブスで大人しそうな外見だったこともあり痴漢だとかは割と遭いました。道を聞かれて立ち止まったらいきなり胸を揉まれたりだとか。

恋愛を楽しめる年齢になる前から男性に嫌な思いをさせられることが多く、男性というもの全てに良いイメージを抱けなくなりました。

「私は体だけしか価値の無い女なのか」という意識は今も私の中にあります。

そんなこともあって、脳内で完璧な2次元彼氏を作り出すようになっていったのだと思います。

今はもう男性に対して嫌悪感は無くなりましたが、初めてのデートで変に体に触れられたりホテルに誘われたりするとやっぱり落ち込みます。これももう少し大人になったら割り切れるようになるのだろうか。

心の深い部分に男性への復讐心みたいなものが燻っていて、自分の″レベル″を上げて見返してやりたい、という思いがずっとありました。

人の何を持って″レベル″が高いとするかは人それぞれでしょうが、目に見えて一番分かりやすいのはやはりその人の容姿、ルックスの良さだと思います。私は己の容姿を磨いて″レベル″を上げたいんです。私がこれから自立して一人で生きていくためにも。

3次元の推しが出来たことで、少しでも彼から良く思われたいという意識が芽生えて整形に前向きになることが出来ました。

今までの私は漠然とした男性という概念に対しての復讐として整形を捉えていて、マイナスの感情ゆえになかなか踏み切ることが出来ずにいました。

今はゼロからプラスへ向かおうとしています。そう思うように意識が向いています。

推し、いつも輝いていてくれてありがとう。


自分語りがえらい長くなりました。



美容整形、ましてや学生がお金を作るために水商売なんてと世間の方の多くは思うでしょうが、整形は私が今後自分の力だけで生きていくために必要なことで、水商売はそのための手段と捉えています。

大きなお金が必要だったので恐る恐る水商売に足を踏み入れましたが、お客さんやお店のお姉さん達は皆娘のように応援してくれますし、一応″女″を売る職なので自分磨きにも前向きになれて本当に恵まれた職場だと感じています。

ファミレスでいきなり怒鳴ってくるお客さんやコーヒーぶっかけてくるお客さんより千倍マシかな。


これからも推しに夢を与えてもらっている一介のオタク女として生きていきたいと思います。


推し、いつも素敵な時間をありがとう!今度の公演も楽しみです。



若手俳優を推してから変わったことその2


前回の記事では2次元オタクをしていた頃の私を延々とお話ししました。ここからは3次元の推しに出会ってからのお話をしようかと思います。


推しを推し始めたきっかけ

これも2次元オタが若手俳優にはまる王道ルートまんまだと思います。

2次元の推しがいる作品が舞台化されるというので見に行く→推しを完璧に3次元化してくれる俳優に出会ってその俳優を推し始めました。


推しについて

最推しと2推しがいます。どちらも同じ作品で知りました。

このブログは匿名で書きたい事を書き綴る予定なので身バレしないために推しの名前も出さないつもりですが、ある日フワッと書くかもしれません。

私は2次元、3次元共にギャップがある人が大好物で、2人の推しも役と本人のギャップに惹かれて俳優オタクを始めました。なのでその役をやっている彼に惚れたと言うよりその後に色々と彼の事を調べるようになって結果的に役者本人が好きになった感じかな…。

基本的に性格に惚れ込んでいます。顔はどちらも最初はあまり好みでは無かったのですが、やっぱり腐ってもイケメンなので惚れ込むほどに顔も好きになってきました。

2人の推しのタイプ自体はかなり違います。出身地も素のキャラクターも事務所も顔立ちも全然違う。

好きになる一番のポイントのギャップについて、端的に言うと寡黙で気難しい役をやっていたのに本人はいつもニコニコ元気で役とは真逆な印象の方とか…その使い分けの器用さ込みで惚れ込む感じです。あとストプレミュージカル何でも見るのですが歌が好きなので、歌が上手いだけでめちゃくちゃプラスポイントです。

推しはどちらもツイッターやブログをやっていて″素の性格″を何かと知る事が出来るのでとても恵まれているなと思います。

(もちろん素の性格といってもあくまでマネジメントされて表に出していいとされた部分のみでしょうが…)


俳優厨になって変わったこと-金銭面

前回の記事で少しお話ししましたが、使う金額が跳ね上がりました。

そもそも私は一度2次元の作品にはまると数年単位でそれを追っていたので、はじめに原作を集め終えたらその後はたま〜〜にグッズを買ったり、数ヶ月に一度同人イベントに散財する以外は特にお金をかける場がありませんでした。そんなオタク女が1公演五千〜一万円そこそこの舞台に複数通うようになったらそりゃ使うお金も変わってきますってよ。

舞台俳優を追っかけ始めた当初、もともと観劇が趣味だった友人に「舞台はコスパが悪い」と言われたことがとても印象に残っています。

確かにチケット代だけで数時間一万円と考えるととっても高額。私はもともと映画鑑賞が趣味だったので、同じ時間で映画は舞台の10分の1の値段で済むことを考えたら…。でも目の前で演技をしてくれる推しのために出す一万円に、不思議と後悔したことは無いんだな。それも恵まれたことだと思います。

さて、具体的に言うと2次オタ時代は毎月5〜7万程度のアルバイト代で(貯金は出来ずとも)事足りていたのですが最近はそうも言っていられなくなりました。

今も2次元オタク自体は続けているので、それにプラスアルファで若手俳優にかける出費が乗り掛かってきました。

通っている大学がそこそこ忙しくて長時間アルバイトをすることが難しいので、俳優厨になってからは新しいアルバイトを始めました。

水商売です。

前にしていたアルバイトがシフトをガチガチに決められていたところで休むのも一苦労だったので、わりと自分の出たい時に出られて休むのも簡単な(これは私の働いているお店がたまたまそうなのかもしれませんが)お水という世界は舞台観劇が趣味の女の子にはもってこいだなと思っています。公演見て興奮して回数増やしまくりたい時とか特に。

水商売に関しては賛否両論あると思いますが、人の話を聞くお仕事なので何かと社会勉強になりますし、素直に楽しんでやっています。

俳優の追っかけしていて水商売をやっている方けっこういるのかなと思うのですがどうでしょう?私の周りにはいないので同じお仕事をしている方のお話など聞いてみたい。


俳優厨になって変わったこと-美容面

意識的にはここが一番変わりました。2次元の彼は己の脳内で美化された私とイチャイチャしてくれていたのですが3次元だとそうもいきません。俳優の推したちは接触イベでもあれば3次元の私をダイレクトに目に入れることになるのです。なにそれこわ!

一応人前に出られる程度には化粧にも服装にも気を使っていましたが所詮一般人ですしオタクなので己の容姿のレベルなんてたかがしれてます。初めての接触イベでは推しにこの微妙な顔面を晒しながら「好きです!」なんて言うことにとてつもない申し訳なさを感じながら行きました。いや私が気にし過ぎなのは理解してるんですけども!推しにとっては道端の石かと思うんですけども!

前々からよく白石麻衣ちゃんになりたかった、橋本環奈ちゃんになりたかったなんて口に出していたのですが、俳優厨になってからは思うだけではいられなくなってしまったりして。つまり整形に手を出し始めました。

もともとフワッとした綺麗になりたい願望、整形したい願望があって、3次元の推しという、自分を直接目に入れて何かを思う、生身の人間に憧れを抱いたことで願望を実行に移す決意をした…といった感じです。

これについてはまた改めて書こうかなと思います。もう若干弄りました。


なんにせよ若手俳優にはまってからいろいろなことが大きく変わったなあと思います。友人に俳優オタクは何人かいましたがみんなこんな思いをして追っかけていたのか…。2次オタやっていた頃から若手俳優界隈は沼ではなく宇宙ってほどにズブズブはまるし金がかかるとは聞いていましたがその通りでした。自分が金をかけようと思えば思うだけ搾り取られる。目の前にはなんかキラキラした色のブラックホールが待ち受けてる…。

 私はまだこの世界にはまってから1年未満のぺーぺーなので、これから界隈のことをもっと勉強していかなくてはなと思います。


若手俳優を推してから変わったこと


改めましてこんにちは。先述の通り2次元オタが3次元オタになってから変わったことなど綴っていこうかと思います。


2次オタ時代

そもそも私が2次元オタクになったのは小学生の頃で、

友人に何気なくジャンプを貸してもらう→ジャンプキャラの男の子に恋をする→その男の子の夢小説を読み始める→何故かBLにもはまり腐女子になる

という女オタクあるあるルートを辿ってきました。

夢豚であり腐女子なので、2次元の推しは私の彼氏であり、作中の◯◯(♂)の彼氏である、ということも多々ありました。ややこしいですね。

ちなみに私の彼氏である推しと、作中の◯◯くんと恋人関係である推しはパラレルワールドで分かれているという前提が(無意識の内に)あります。

2次元彼氏が現れる時は大体気分が沈んでいる時です。アルバイト先で客に理不尽に怒鳴られた時、友人とささいな喧嘩をしてしまった時など私の精神を回復させてくれるのは脳内の2次元彼氏でした。そういえば3次元の推しが出来てから、2次元の推しに慰めてもらう回数がぐっと減った気がします。


また、様々なジャンルを通ってきましたが、基本的に私はグッズなど収集するタイプでは無かったのであまりお金をかけないオタクでした。

原作のコミックスやゲームなどがあればまずはそれを全て集めますが、アクキーやらラバストやらのグッズは気に入ったデザインのものを買う程度です。ただしフィギュア集めにはまっていたのであまりお金はありませんでした。最近のフィギュア1体1万はするよ高いよ〜…。

あっあと同人誌も大量に買っていたので基本的に貯金はありませんでした。一度の同人イベで2〜3万円使うのは当たり前だったので。

ただお金が無いと言っても週3日程度の接客業のアルバイトのみで洋服、オタク費用、交際費など全て事足りていました。

それが3次元オタクを始めてからかかる金額が跳ね上がったのですが…。

続きます



ブログをはじめたきっかけ

お題「ブログをはじめたきっかけ」


初めまして。私は物心ついた頃から2次元オタクをしていましたが、ひょんな事から若手俳優にはまりました。

私の推しは主に舞台を中心に活躍しています。


2次元という虚構の世界の推しを愛でていた私にとって推しがこの世界に存在している、という事実があまりにも衝撃で毎日楽しいです。

2次元オタクが3次元にはまってから感じたギャップなんかを吐き出したいなと思ってブログを始めました。

舞台の感想なんかを呟きつつ、2次元オタクをやっていて思ったこと、3次元オタクを始めて思ったことなどを書いていこうかと思います。よろしくね。