すきまのはざま

2次元と3次元を行ったり来たり

若手俳優を推してから変わったことその2


前回の記事では2次元オタクをしていた頃の私を延々とお話ししました。ここからは3次元の推しに出会ってからのお話をしようかと思います。


推しを推し始めたきっかけ

これも2次元オタが若手俳優にはまる王道ルートまんまだと思います。

2次元の推しがいる作品が舞台化されるというので見に行く→推しを完璧に3次元化してくれる俳優に出会ってその俳優を推し始めました。


推しについて

最推しと2推しがいます。どちらも同じ作品で知りました。

このブログは匿名で書きたい事を書き綴る予定なので身バレしないために推しの名前も出さないつもりですが、ある日フワッと書くかもしれません。

私は2次元、3次元共にギャップがある人が大好物で、2人の推しも役と本人のギャップに惹かれて俳優オタクを始めました。なのでその役をやっている彼に惚れたと言うよりその後に色々と彼の事を調べるようになって結果的に役者本人が好きになった感じかな…。

基本的に性格に惚れ込んでいます。顔はどちらも最初はあまり好みでは無かったのですが、やっぱり腐ってもイケメンなので惚れ込むほどに顔も好きになってきました。

2人の推しのタイプ自体はかなり違います。出身地も素のキャラクターも事務所も顔立ちも全然違う。

好きになる一番のポイントのギャップについて、端的に言うと寡黙で気難しい役をやっていたのに本人はいつもニコニコ元気で役とは真逆な印象の方とか…その使い分けの器用さ込みで惚れ込む感じです。あとストプレミュージカル何でも見るのですが歌が好きなので、歌が上手いだけでめちゃくちゃプラスポイントです。

推しはどちらもツイッターやブログをやっていて″素の性格″を何かと知る事が出来るのでとても恵まれているなと思います。

(もちろん素の性格といってもあくまでマネジメントされて表に出していいとされた部分のみでしょうが…)


俳優厨になって変わったこと-金銭面

前回の記事で少しお話ししましたが、使う金額が跳ね上がりました。

そもそも私は一度2次元の作品にはまると数年単位でそれを追っていたので、はじめに原作を集め終えたらその後はたま〜〜にグッズを買ったり、数ヶ月に一度同人イベントに散財する以外は特にお金をかける場がありませんでした。そんなオタク女が1公演五千〜一万円そこそこの舞台に複数通うようになったらそりゃ使うお金も変わってきますってよ。

舞台俳優を追っかけ始めた当初、もともと観劇が趣味だった友人に「舞台はコスパが悪い」と言われたことがとても印象に残っています。

確かにチケット代だけで数時間一万円と考えるととっても高額。私はもともと映画鑑賞が趣味だったので、同じ時間で映画は舞台の10分の1の値段で済むことを考えたら…。でも目の前で演技をしてくれる推しのために出す一万円に、不思議と後悔したことは無いんだな。それも恵まれたことだと思います。

さて、具体的に言うと2次オタ時代は毎月5〜7万程度のアルバイト代で(貯金は出来ずとも)事足りていたのですが最近はそうも言っていられなくなりました。

今も2次元オタク自体は続けているので、それにプラスアルファで若手俳優にかける出費が乗り掛かってきました。

通っている大学がそこそこ忙しくて長時間アルバイトをすることが難しいので、俳優厨になってからは新しいアルバイトを始めました。

水商売です。

前にしていたアルバイトがシフトをガチガチに決められていたところで休むのも一苦労だったので、わりと自分の出たい時に出られて休むのも簡単な(これは私の働いているお店がたまたまそうなのかもしれませんが)お水という世界は舞台観劇が趣味の女の子にはもってこいだなと思っています。公演見て興奮して回数増やしまくりたい時とか特に。

水商売に関しては賛否両論あると思いますが、人の話を聞くお仕事なので何かと社会勉強になりますし、素直に楽しんでやっています。

俳優の追っかけしていて水商売をやっている方けっこういるのかなと思うのですがどうでしょう?私の周りにはいないので同じお仕事をしている方のお話など聞いてみたい。


俳優厨になって変わったこと-美容面

意識的にはここが一番変わりました。2次元の彼は己の脳内で美化された私とイチャイチャしてくれていたのですが3次元だとそうもいきません。俳優の推したちは接触イベでもあれば3次元の私をダイレクトに目に入れることになるのです。なにそれこわ!

一応人前に出られる程度には化粧にも服装にも気を使っていましたが所詮一般人ですしオタクなので己の容姿のレベルなんてたかがしれてます。初めての接触イベでは推しにこの微妙な顔面を晒しながら「好きです!」なんて言うことにとてつもない申し訳なさを感じながら行きました。いや私が気にし過ぎなのは理解してるんですけども!推しにとっては道端の石かと思うんですけども!

前々からよく白石麻衣ちゃんになりたかった、橋本環奈ちゃんになりたかったなんて口に出していたのですが、俳優厨になってからは思うだけではいられなくなってしまったりして。つまり整形に手を出し始めました。

もともとフワッとした綺麗になりたい願望、整形したい願望があって、3次元の推しという、自分を直接目に入れて何かを思う、生身の人間に憧れを抱いたことで願望を実行に移す決意をした…といった感じです。

これについてはまた改めて書こうかなと思います。もう若干弄りました。


なんにせよ若手俳優にはまってからいろいろなことが大きく変わったなあと思います。友人に俳優オタクは何人かいましたがみんなこんな思いをして追っかけていたのか…。2次オタやっていた頃から若手俳優界隈は沼ではなく宇宙ってほどにズブズブはまるし金がかかるとは聞いていましたがその通りでした。自分が金をかけようと思えば思うだけ搾り取られる。目の前にはなんかキラキラした色のブラックホールが待ち受けてる…。

 私はまだこの世界にはまってから1年未満のぺーぺーなので、これから界隈のことをもっと勉強していかなくてはなと思います。